老化を進ませる要因のひとつ「糖化」を防ぎ
肌・骨・体・脳を若々しく保ちたい

– 脳と糖化 –

「糖化とアルツハイマー病」との関係

近年、AGEsは認知症の発症にも関わっていることが明らかになってきました。加齢に伴う認知症の有病率を調査した結果では、糖化リスクの高い糖尿病患者は糖尿病でない人と比べて、65歳以上で糖尿病患者が数倍高いということが報告されています。また認知症で最も多いアルツハイマー型の認知症患者の脳内には、認知症でない人の脳内よりもAGEsが3倍程度多く蓄積していたとのことです。さらに認知症患者の脳に特徴的な老人斑の周囲には、AGEsが蓄積していたとの報告もあります。認知症と糖化の関係についての研究はまだ端緒ですが、今後、注目していきたい関係です。
同志社大学アンチエイジングリサーチセンター

《研究テーマ》
■身体における老化度の診断と評価方法の確立
■加齢に伴う筋肉量の退行性変化
■ヒトにおける老化促進因子の研究(酸化ストレス・糖化ストレス・心身ストレス・生活習慣など)
■ヒトおよび実験動物の酸化ストレスや糖化ストレスに関する基礎的研究
■地域医療および労働衛生におけるエイジングケアのエビデンスの構築
■糖化ストレスマーカー測定方法の研究
■糖化ストレス制御物質の研究
■糖化ストレス生成物の分解・排泄経路の研究
【研究室の詳細はHPでご確認ください】
https://www.yonei-labo.com