体の糖化ってどうなってるの?

糖尿病合併症

AGEs(エイジーイーズ)の生成・蓄積が糖尿病合併症の発症・進展に関与する

◆三大合併症

❶糖尿病性神経障害

自律神経障害(ほてり)、発汗障害、勃起障害(ED)、運動・知覚神経障害(顔面麻痺、手足の痺れ、潰瘍・壊疽など)など

❷糖尿病性網膜症

単純網膜症→増殖前網膜症→増殖網膜症

「糖化とアルツハイマー病」との関係

目の網膜にある血管は細いので特に障害を受けやすく、血管がつまったり、出血したりするようになる。視界がかすむ、視力の低下、最悪の場合、失明などの症状をもたらす。

❸糖尿病性腎症

早期腎症→顕性腎症前期→顕性腎症後期→腎不全→人工透析

「糖化とアルツハイマー病」との関係

腎臓の働きは血液中の老廃物や不要物(AGEsも含む)を尿中に排泄し、かつ必要なものは漏らさずに血液の適正な環境を保つこと。腎臓の細胞が糖化すると、老廃物や不要物が排泄されなくなる。

◆その他の合併症

❹動脈硬化

その他には、白内障、心筋梗塞、歯周病など

「糖化とアルツハイマー病」との関係
「糖化とアルツハイマー病」との関係

《研究テーマ》
■身体における老化度の診断と評価方法の確立
■加齢に伴う筋肉量の退行性変化
■ヒトにおける老化促進因子の研究(酸化ストレス・糖化ストレス・心身ストレス・生活習慣など)
■ヒトおよび実験動物の酸化ストレスや糖化ストレスに関する基礎的研究
■地域医療および労働衛生におけるエイジングケアのエビデンスの構築
《研究テーマ》
■糖化ストレスマーカー測定方法の研究
■糖化ストレス制御物質の研究
■糖化ストレス生成物の分解・排泄経路の研究
【研究室の詳細はHPでご確認ください】
http://www.yonei-labo.com